女子児童にバケツ投げつけ顔軽傷 講師が体罰

女子児童にバケツ投げつけ顔軽傷 講師が体罰
神戸新聞NEXT 2016/11/2(水) 7:30配信

 神戸市北区の市立小学校で今年7月、男性非常勤講師(65)が授業中に5年生女児にプラスチック製バケツを投げつけ、顔に軽傷を負わせていたことが1日、同市教育委員会への取材で分かった。市教委は体罰と認定し、講師の処分を検討している。

 市教委によると、男性講師は図工の授業中、筆を洗うためのバケツを手に取り、女児に数十センチの至近距離から投げつけたという。女児は左目尻に軽傷を負ったといい、講師は市教委の調査に対して「静かにするよう口頭で注意したが、やめなかったので投げてしまった」などと話しているという。

 校長は保護者に謝罪し、講師を指導した。市教委は「バケツを投げる行為は、あってはならない体罰で重く受け止めている」としている。

(上田勇紀)

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